カスタマーベースの“デジタルネイティブ化”は急速に進んでいます。つまり、顧客は高い期待値を抱き、完璧なデジタルエクスペリエンスを求めるようになりました。RUM(リアルユーザー監視)やシンセティックトランザクション、アップタイムアベイラビリティ監視を実行すれば、問題がある領域を特定し、エンドユーザーがデジタルアセットをナビゲートする際の総合的なエクスペリエンスを向上させることが可能になります。Elasticオブザーバビリティは、エンタープライズのデジタル資産全体を通じてエンドユーザーのエクスペリエンスを向上させる手助けとなります。
こちらが最後のデータを送信した瞬間、エンドユーザー側ではまだリクエストが完了しておらず、依然ページのレンダリングが行われています。あらゆるリージョンとデバイスにわたって、実際のパフォーマンスをトラッキングしましょう。Core Web Vitalはサービス状況に関するレポートカードを提供するほか、検索表示順の上昇にますます重要な役割を果たしています。ユーザーエクスペリエンスデータを地理情報やブラウザー、デバイスタイプといったファセット別に、詳しく検討しましょう。興味深い事象をピンポイントで発見し、リアルユーザー監視(RUM)エージェントからくるアウトプットデータでピボットして問題を特定できます。

Webプロパティから、ページ読み込みや、httpリクエスト、ユーザーインタラクションに関するメトリックを収集しましょう。Swiftを使うプロジェクトにモバイルエージェントをデプロイすれば、モバイルプラットフォームでもメトリック収集を実施できます。あるいはシングルページのアプリにインストルメンテーションを行って、ユーザーインタラクションやタイミングに関するデータを捕捉することも可能です。
