Amazon OpenSearch Serviceは  Elasticsearchではありません

Amazon OpenSearch Service(旧称Amazon Elasticsearch Service)はElasticsearchとは異なるサービスであり、Elasticsearchの開発元であるElasticとパートナーシップを締結しているわけではありません。AmazonのOpenSearch Serviceは、Elasticsearchの古い分離されたバージョンをもとに構築されたもので、Elasticから直接提供される機能、選択肢、サポートは非常に限られます。 

ElasticのオフィシャルソリューションであるElasticsearch Serviceをご利用ください。Elasticsearch Serviceは、ElasticsearchとKibanaをはじめ、Elasticの完全なエクスペリエンスをAWS上で提供します。Elasticの技術とノウハウを詰め込んだ検索機能がデプロイを支えることの安心感に加えて、セキュリティアップデートやソリューション、サポート等の嬉しいメリットがあります。

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Elasticのアドバンテージ

Elasticsearch開発者との交流を通じて、Elastic Search Platformを最大限に活用しましょう。

  • すぐに使えるソリューション

    組み込みのエンタープライズサーチ、オブザーバビリティ、およびセキュリティソリューションで価値実現までの時間を短縮しましょう。

    OLXが、Elasticセキュリティを使用することで価値創出までの時間を短縮するとともに、保護範囲を拡大した方法についてご確認ください。

  • ハイブリッドクラウドおよびマルチクラウドな設計

    パブリッククラウド、ハイブリッドモード、オンプレミスで統一されたElasticエクスペリエンスを実現します。

    なぜInfoTrackがAmazon OpenSearch ServiceからElasticsearch Service on Elastic Cloudに移行したのかをご覧ください。

  • すべてが含まれている検索ポートフォリオ

    分析、Webクローラー、AI/ML、データ処理の各機能をそのまますぐに利用できます。

    Quorum Softwareが、Elasticを活用することで優れたインサイトの取得と高度な分析を実現した方法についてご確認ください。

  • コミュニティとエキスパートへのアクセス

    人材プール、統合、コラボレーションコミュニティにいつでもアクセスできます。

    Sovrenが、Elasticを活用することでクラウドファーストモデルに迅速に移行し、製品開発を加速している方法をご確認ください。

ElasticsearchとAmazon OpenSearch Serviceの比較

検討事項

Elasticsearch

Amazon OpenSearch

クラウドプロバイダーの柔軟性

本当の意味でのマルチクラウドの柔軟性

特定のクラウドに依存せず、AWS、Azure、Google Cloudに対応する柔軟なデプロイオプション。セルフマネージドやサービスのオプションも商業的にサポートされます。

限定的なデプロイオプション。AWS上のサービスとしてのみ利用できます。

搭載されている機械学習/AI機能

ネイティブ統合された機械学習機能

機械学習と特定モデルを使用するソリューションが統合されており、すぐに使用できるよう構成済みです。お客様はすぐにデータをインジェストして、インサイトを得ることができます。

Elastic MLは、Hugging FaceからのPyTorchモデルのインポートをサポートしています。先進的な機械学習ユースケースを幅広くサポートしており、独自のユースケースにも対応します。

別のプラグイン

AWS OpenSearchでは、テキスト埋め込みユースケースについてのみ、機械学習モデルのインジェストがサポートされます。ソリューションプラグインで使用する場合、機能が限定されます。

クラスター横断検索(CCS)とクラスター横断複製(CCR)

グローバル分散クラスター検索

ElasticsearchのCCSおよびCCRでは、グローバルに分散された複数のクラスターに対して検索が可能です。セルフマネージド、ハイブリッド、クラウドサービスプロバイダーにも対応し、すべてのユースケースに対応する低遅延検索を実現します。

限定的に対応します。AWS OpenSearchのCCSおよびCCRはAWS OpenSearchでホストされるクラスターのみをサポートしており、ハイブリッドやマルチクラウドには対応しません。カスタム辞書やSQLはサポートされません。M3インスタンスやバースト可能(T2およびT3)インスタンスもサポートされません。

ベクトル検索

ネイティブ統合機能

大規模、高パフォーマンスのハイブリッド検索に最適化されています。複数のステップを1つのAPI呼び出しにまとめながら、1つのエンドポイントで簡単にセマンティック検索を実行できます。AIの専門知識がない開発者もベクトル検索機能を利用でき、データサイエンスチームに頼る必要がありません。

別のプラグイン

複数のステップに分かれており、高度なメモリ管理が必要です。基本的な操作でもアルゴリズムを指定し、インデックス設定を構成します。

アプリケーションパフォーマンス監視とフルスタックオブザーバビリティ

統合済みAPM

Elastic APMは、Elasticsearchプラットフォーム内ですぐに使用でき、ログ、メトリック、トレースを統一的な方法で簡単に分析したり、アプリケーションの全体的なパフォーマンスを確認したりできます。

OpenSearchには、1つの場所に集約されたオブザーバビリティ機能がありません。

トレースを分析するにはAWS X-Rayなどの別ツールやサードパーティ製ツールを使用する必要があり、このようなインサイトを得る追加ツールを構成するための時間や労力が余分にかかることになります。そのため、トラブルシューティングのワークフローが煩雑になります。

セキュリティを高めるElastic SIEM

ネイティブのセキュリティ

Elastic SIEMはElasticsearchプラットフォームですぐに使用できる機能であり、お客様は統一的な方法でセキュリティを設定することができます。 

Elastic SIEM OOTBを使用すると、クラウドのセキュリティ体制管理ニーズに対応できます。Elastic SIEMでは、インタラクティブな操作でデータを監視し、アクティビティを包括的に把握して、潜在的な脅威の優先順位を付けることができます。

OpenSearchにはSIEM機能が搭載されておらず、セキュリティニーズに対応する追加サービスを使用したり、別途サードパーティサービスを契約したりする必要があります。

検索専用機能

利用開始を早める機能

Elasticsearchプラットフォームには、検索機能の実装に役立つビルド済みツールとUIが搭載されています。

すぐに使用できるWebクローラーを利用して、データを簡単にインジェストできます。また、Workplace SearchのUIを使用して、社内検索ソリューションを簡単に実装できます。

AWS OpenSearchには、Webクローラーや社内検索ソリューションなどの検索用ツールがあらかじめ用意されていません。このようなツールを利用するには、別のサービスを購入する必要があります。

検討事項

クラウドプロバイダーの柔軟性

搭載されている機械学習/AI機能

クラスター横断検索(CCS)とクラスター横断複製(CCR)

ベクトル検索

アプリケーションパフォーマンス監視とフルスタックオブザーバビリティ

セキュリティを高めるElastic SIEM

検索専用機能

Elasticsearch

Amazon OpenSearch

本当の意味でのマルチクラウドの柔軟性

特定のクラウドに依存せず、AWS、Azure、Google Cloudに対応する柔軟なデプロイオプション。セルフマネージドやサービスのオプションも商業的にサポートされます。

限定的なデプロイオプション。AWS上のサービスとしてのみ利用できます。

ネイティブ統合された機械学習機能

機械学習と特定モデルを使用するソリューションが統合されており、すぐに使用できるよう構成済みです。お客様はすぐにデータをインジェストして、インサイトを得ることができます。

Elastic MLは、Hugging FaceからのPyTorchモデルのインポートをサポートしています。先進的な機械学習ユースケースを幅広くサポートしており、独自のユースケースにも対応します。

別のプラグイン

AWS OpenSearchでは、テキスト埋め込みユースケースについてのみ、機械学習モデルのインジェストがサポートされます。ソリューションプラグインで使用する場合、機能が限定されます。

グローバル分散クラスター検索

ElasticsearchのCCSおよびCCRでは、グローバルに分散された複数のクラスターに対して検索が可能です。セルフマネージド、ハイブリッド、クラウドサービスプロバイダーにも対応し、すべてのユースケースに対応する低遅延検索を実現します。

限定的に対応します。AWS OpenSearchのCCSおよびCCRはAWS OpenSearchでホストされるクラスターのみをサポートしており、ハイブリッドやマルチクラウドには対応しません。カスタム辞書やSQLはサポートされません。M3インスタンスやバースト可能(T2およびT3)インスタンスもサポートされません。

ネイティブ統合機能

大規模、高パフォーマンスのハイブリッド検索に最適化されています。複数のステップを1つのAPI呼び出しにまとめながら、1つのエンドポイントで簡単にセマンティック検索を実行できます。AIの専門知識がない開発者もベクトル検索機能を利用でき、データサイエンスチームに頼る必要がありません。

別のプラグイン

複数のステップに分かれており、高度なメモリ管理が必要です。基本的な操作でもアルゴリズムを指定し、インデックス設定を構成します。

統合済みAPM

Elastic APMは、Elasticsearchプラットフォーム内ですぐに使用でき、ログ、メトリック、トレースを統一的な方法で簡単に分析したり、アプリケーションの全体的なパフォーマンスを確認したりできます。

OpenSearchには、1つの場所に集約されたオブザーバビリティ機能がありません。

トレースを分析するにはAWS X-Rayなどの別ツールやサードパーティ製ツールを使用する必要があり、このようなインサイトを得る追加ツールを構成するための時間や労力が余分にかかることになります。そのため、トラブルシューティングのワークフローが煩雑になります。

ネイティブのセキュリティ

Elastic SIEMはElasticsearchプラットフォームですぐに使用できる機能であり、お客様は統一的な方法でセキュリティを設定することができます。 

Elastic SIEM OOTBを使用すると、クラウドのセキュリティ体制管理ニーズに対応できます。Elastic SIEMでは、インタラクティブな操作でデータを監視し、アクティビティを包括的に把握して、潜在的な脅威の優先順位を付けることができます。

OpenSearchにはSIEM機能が搭載されておらず、セキュリティニーズに対応する追加サービスを使用したり、別途サードパーティサービスを契約したりする必要があります。

利用開始を早める機能

Elasticsearchプラットフォームには、検索機能の実装に役立つビルド済みツールとUIが搭載されています。

すぐに使用できるWebクローラーを利用して、データを簡単にインジェストできます。また、Workplace SearchのUIを使用して、社内検索ソリューションを簡単に実装できます。

AWS OpenSearchには、Webクローラーや社内検索ソリューションなどの検索用ツールがあらかじめ用意されていません。このようなツールを利用するには、別のサービスを購入する必要があります。

検索のパワーを活かすソリューション群

検索、オブザーバビリティ、セキュリティのニーズに合ったすぐに使えるソリューションを採用しましょう。

  • Elasticエンタープライズサーチ

    Elasticエンタープライズサーチ

    Elasticsearchの柔軟なツール、堅牢なAPI、信頼できる能力を使用して、アプリケーションを構築できます。Workplace Search、アプリケーション検索、カスタマーサポートなどの企業のニーズに対応した構築済みの検索ソリューションをご活用ください。

  • Elasticオブザーバビリティ

    Elasticオブザーバビリティ

    ログ、メトリック、APMトレース、アップタイムの統計データに検索や可視化を適用して、組織のテクノロジーエコシステムに一元的なエンドツーエンドの可視性を確立します。

  • Elasticセキュリティ

    Elasticセキュリティ

    SIEM、SOAR、脅威インテリジェンス、XDR、エンドポイントセキュリティ、クラウドセキュリティといったセキュリティのニーズに対応。アナリストは脅威の防御と検知、対応に、検索と可視化のパワーを役立てることができます。

コスト削減、デプロイの柔軟性、検索のイノベーション

デプロイからサブスクリプション、購入方法まで幅広いオプションをご用意。求めるサービスがきっと見つかります。

  • データティアによる費用対効果が高いストレージオプション

    Elasticはデータを分類して格納し、パフォーマンスとコストのバランスを調整する機能を提供しています。データティアと検索可能スナップショットでコストを削減します。

    Hot、Warm、Cold、Frozenのデータティアと検索可能スナップショットを活用して、Elasticsearch内のデータを検索できるだけでなく、クラウドベースのオブジェクトストレージに格納されたデータも検索できます。

  • すべての場所で統一された検索エクスペリエンス

    クラスター横断検索やクラスター横断レプリケーションなどの機能で検索エクスペリエンスが統一されます。このような機能はいずれも、クラスター、クラウドプロバイダー、リージョン全体でのフェデレーテッド検索および分析を可能にします。また、同時に、オンプレミス、または特定の優先クラウドプロバイダーやリージョンにデータの一部を保管します。

  • 柔軟でオープンなML機能

    Elastic Search Platformを使用すると、ML実行モデル(自然言語処理でのGoogleのBERTモデルの実行など)をネイティブで実行できます。また、環境として、カスタムモデル(Hugging Faceで公開されたモデルなど)をインポート、実行できます。AI/ML実行機能がデータ分析のユースケースに取り込まれるため、専用のMLモデルやサードパーティMLモデルを簡単に実験できます。

  • 商業的にサポートされたセルフマネージドソリューション

    Elasticならビジネスの目的に応じて、フレキシブルにデプロイを作成、実行できます。パブリッククラウドからプライベートクラウド、マルチクラウド、ハイブリッド、オンプレミスまで自由にお選びください。

    Elasticでは、独自の検索実装を柔軟に購入して管理できます。これは、特定の規制やデータレジデンシー要件が適用されるユースケースで役立ちます。

  • 複数のサブスクリプションプラン

    必要な範囲の機能や、ビジネスニーズにマッチするテクニカルサポートを利用できます。スタンダード、ゴールド、プラチナ、エンタープライズの各サブスクリプションプランは簡単に切り替えることができ、セールス担当者に連絡する必要はありません。

  • フレキシブルな購入オプション

    Elasticから購入することも、お好みのクラウド(AWS、Google Cloud、Microsoft)のマーケットプレイスで購入することもできます。マーケットプレイスで購入すると、お客様がクラウドプロバイダーと取り決めた割引が適用されたり、クラウドの年間コミットメントにカウントされるなどのメリットがあります。