- FAQ
- Elastic Cloudに関するご質問
- Elastic Cloudで利用するElasticsearch Serviceの料金は、どのように算出される?
- Elastic CloudのElasticsearch Serviceを有償で利用する手順は?
- AWS MarketplaceでElastic CloudのElasticsearch Serviceを購入することは可能?
- Google Cloud MarketplaceでElastic CloudのElasticsearch Serviceを購入することは可能?
- Azure MarketplaceでもElastic CloudのElasticsearch Serviceを購入できる?
- FedRAMP MarketplaceでElastic CloudのElasticsearch Serviceを入手することは可能?
- AWSやGoogle Cloud、Azureの各マーケットプレイスでも、Elastic CloudのElasticsearch Serviceを無料で試用できる?
- 上位のサブスクリプションで提供されるElasticsearch Serviceの機能を使うには?
- Elasticsearch Serviceの無償提供範囲とは?
- Elasticsearch Serviceでセキュリティや機械学習といった有償機能を利用できる?
- ElasticのElasticsearch Serviceと、AmazonのElasticsearch Serviceは同じもの?
- クラスターのサイズを後から変更したい場合の手順は?
- REST APIのコールはレート制限?それともリクエスト最大数を制限?
- キャパシティを自在に引き上げることは可能?
- サポート対象のクラウドプロバイダープラットフォームとリージョンは?
- デプロイテンプレートが違うと、請求料金も異なる?
- スケールすると、コストはどうなる?
- スナップショットストレージとデータ転送の新しい料金体系とは?
- AWS PrivateLink接続を使うデータ転送より安くなる?
- Elastic CloudのElasticsearch Service請求書にある"i3"、"1"、"l32sv2"などの英数字はどういう意味?
Elastic Cloud:はい。Elastic Cloudの14日間無料トライアルをご用意しています。クラスター作成と同時にトライアルが開始します。シンプルな手順で、8GBのRAMと240GBのストレージのクラスターを立ち上げて、実行できます。デプロイ先は、Elasticがサポートするクラウドプロバイダーから自由にお選びください。
Elastic CloudのElasticsearch Serviceは、Amazon Web Services(AWS)、AWS GovCloud(米国)、Microsoft Azure、およびGoogle Cloudでご利用いただけます。オフィシャルのElasticsearch Serviceで、次のプロダクトやサービスにアクセスできます。
- エンタープライズサーチ、オブザーバビリティ、セキュリティの各種Elasticソリューション
- クラスター横断検索、機械学習、インデックスライフサイクル管理をはじめとする、ほかにない機能
- Kibana LensやCanvasほか、直感的に使える、クリエイティブな可視化ツール各種
お好みのデプロイ先を選んで、シンプルな管理とパワフルなカスタマイズを思いのままに実行できます。
セルフマネージド:はい。Elastic Stack — つまりElasticsearch、Kibana、Beats、Logstash — は、誕生の瞬間から無料かつオープンに提供されてきました。Elasticは、このテクノロジースタックを無料で使えるようにするだけでなく、オープンにするというアプローチを採用しています。コードは公開レポジトリに置かれ、コミュニティが直接関わる透明なプロセスで開発が行われています。
どなたもElasticのソフトウェアをダウンロードして、OSS機能にアクセスしていただくことができるほか、ソフトウェアの「ベーシック」機能を無料でお使いいただくことができます。“無料かつオープン”の原則は、Elasticという存在とその歩み方を根本から定めています。Elasticは自社のプロダクトを学習と開発、大規模な運用に役立てて欲しいと考えています。Elasticが手がける機能、プロダクト、ソリューションのコアとなる領域が無料で提供されている理由もそこにあります。たとえば、すべてのクラスターを確実に保護する上で欠かせないセキュリティ機能もスタックにネイティブな形で搭載されており、無料でお使いいただくことができます。Elasticの取り組みはそれだけではありません。ロールベースのアクセス制御やKibana向けの真のマルチテナントなども無料となりました。この取り組みは、プロダクトをオープンに開発した方が、より安全なものになるという信念に基づいています。
ゴールド、プラチナ、またはエンタープライズのサブスクリプションティアで提供される機能に関心がおありの場合は、Elastic Cloudの14日間無料トライアルをお使いいただくか、お問い合わせくださいますようお願いいたします。
Elasticsearch Serviceで月々払いの標準サブスクリプションをご利用の場合、Elastic Cloudコンソールのご請求ページから、いつでもサブスクリプションのコースを変更いただけます。上位のサブスクリプションにアップグレード(たとえば、スタンダードからプラチナに変更)される場合、変更は即日反映されます。下位のサブスクリプションにダウングレードされる場合、変更は次の請求日から反映されます。年間サブスクリプションをご利用の場合、サブスクリプションコースの変更については、営業担当者までお問い合わせください。
セルフマネージドサブスクリプションをご利用の場合、サブスクリプションコースの変更については、営業担当者までお問い合わせください。
Elasticsearch Serviceの費用は、主にElastic Stackのコンポーネント(Elasticsearchノードや、Kibanaノード、APMサーバーなど)のインスタンスサイズにかかる料金によって算出されます。実行する各コンポーネントで、RAM/時の使用量をGB単位でご請求します。料金シミュレーターを使って、使用量に基づく費用をご試算いただけます。ご利用料金は、次の要素に基づいて算出されます。
- クラウドプロバイダー
- クラウドリージョン
- Elasticsearchノード
- データノード
- 高I/O
- 高ストレージ
- 高CPU
- 高メモリー
- マスターノード
- Ingestノード
- 機械学習ノード
- データノード
- Kibanaノード
- APMサーバー
- 各ノードのインスタンスサイズ(RAM、GB単位)
- アベイラビリティゾーン数
この他に、スナップショットストレージと、データ転送の費用がかかります。
- スナップショットストレージ
- クラウドストレージコスト
- ストレージAPIリクエスト
- データ転送コスト
- 入力データ転送
- 出力データ転送
- ノード間データ転送
Elasticsearch Serviceを有償でご利用いただく場合、いくつかのお支払い方法があります。はじめてお使いいただく際は、14日間の無料トライアルがおすすめです。トライアルから継続して利用される場合、次のオプションからお選びいただけます。
- 月払いサブスクリプション:トライアル期間中、またはトライアル終了後に、クレジットカード情報をご入力ください。ご入力後、月々のサブスクリプションのご利用を開始いただけます。サブスクリプションのコースを、スタンダード、ゴールド、プラチナ、エンタープライズからお選びください。
- 年間サブスクリプション:トライアル終了後に、年間払いのご登録についてElasticチームへお問い合わせください(割引が適用される場合があります)。複数年のサブスクリプションをご購入される場合は、さらに割引となります。詳細につきましては、お問い合わせくださいますようお願いいたします。
- エンタープライズサブスクリプションElasticチームへお問い合わせください。
Elasticsearch ServiceはAWS Marketplace、Microsoft Azure Marketplace、Google Cloud Marketplaceでもご購入いただけます。最小構成で、月々16米ドルからご利用いただけます。
はい。AWS Marketplaceは、ElasticなどのSaaSベンダーがお客様のAWSアカウントに直接請求できる仕組みを提供しています。支払先として新たにElasticを設定していただく必要がありません。従来よりAWSをご利用のお客様は、AWS MarketplaceリスティングページよりElastic Cloudのサブスクリプションを購入していただくことができます。[Continue to Subscribe](サブスクリプションを継続)というボタンをクリックしてから、画面の案内にしたがってご利用ください。サブスクリプションを承認すると、Elastic CloudのElasticsearch Serviceウェルカムページに移動します。そこでElasticsearchクラスターを作成することができます。
すべてのご利用料金は、AWSアカウントに直接請求されます。料金の内訳は、AWS Marketplaceページでご確認いただけます。各種のSaaSサービス料金の請求を一本化したいという場合や、Elasticに直接料金を支払うための手続きを避けたい場合は、AWS Marketplaceを通じてご購入いただくオプションが最適です。
Google Cloudをご利用の客様は、Google Cloud MarketplaceでElasticsearch Serviceのスタンダード、ゴールド、プラチナサブスクリプションを月々、または年間単位でご購入いただくことができます。Elasticsearch Serviceの費用は、Google Cloudの月々の請求書の1項目として表示されます。何より嬉しいメリットとして、Elasticのサービスにかかる費用をGoogle Cloudの確約利用契約に含めることができます。
Microsoft Azureをご利用のお客様は、Azure MarketplaceでElasticsearch Serviceのスタンダード、ゴールド、プラチナサブスクリプションを月々払いでご購入いただくことができます。Azureで利用する他のサービスと共に請求書を1つにまとめ、請求を既存のMACC(Microsoft Azure の消費コミットメント)契約に完全に含めることができます。
Azure MarketplaceのElasticsearch Serviceで、ElasticsearchとKibanaは完全なマネージドのSaaSサービスとして提供されます。マーケットプレイスで利用できるElastic Stack ARMテンプレートは、BYOL(Bring Your Own License)ソリューションのテンプレートです。30日のトライアルライセンスでプラチナサブスクリプションのElastic Stackをインストールすることができます。
はい。ただし、既存の顧客がクラウドプロバイダーと取引を行っているクラウドプロバイダーマーケットプレイスではなく、ElasticのリストをFedRAMPの認証を受けた認定クラウドサービス(CSO)のディレクトリとお考えください。
いいえ。無料のトライアルはElastic Webサイトのトライアルページでしかご利用いただくことができません。
はい。エンタープライズサーチ、オブザーバビリティ、セキュリティの各種ソリューションでアクセスしていただける機能の範囲は、ご利用のElastic Cloudのサブスクリプションコースにより異なります。
いいえ。ElasticのElasticsearch Serviceは、Elasticsearch、Kibana、Beats、Logstashの開発元が唯一、開発とサポートを手がけるマネージドのElasticsearchです。ElasticとAmazon Web Services(AWS)は正式なパートナーシップとして協働しておらず、ElasticはAWS Elasticsearch Serviceにサポートを提供していません。
Elasticのサービスは、クラウドやオンプレミスで長年にわたりElasticsearchクラスターをホスト・管理してきた経験から得たベストプラクティスに基づいて開発されています。カスタムスクリプトや辞書をサポートしているほか、ゴールドとプラチナのサブスクリプションではカスタムプラグインをアップロード・実行することができます。エンタープライズサーチ、オブザーバビリティ、セキュリティの各種ソリューション、ならびに有償機能とカスタムプラグインにアクセスできる、唯一のElasticsearchマネージドサービスは、ElasticのElasticsearch Serviceで提供されています。機能の違いについて詳しくは、AWS Elasticsearch Serviceとの比較ページをご覧ください。
AWSのほかに、Google Cloud、Microsoft Azure、AWS GovCloudでもElastic CloudのElasticsearch Serviceをご利用いただくことができ、デプロイのリージョンもよりフレキシブルに設定できます。
Elastic Cloudのユーザーコンソールで、またはREST APIを経由して、いつでもクラスターをスケールアップ、またはスケールダウンさせることができます。クラスターをリサイズする場合もダウンタイムが生じることはなく、バックグラウンドで透過的に実行されます。クラスターをスケールダウンさせる場合、ダウンサイズ後のクラスターがElasticsearchのメモリとディスクの割り当て要件を満たしていることをご確認ください。
はい。Elasticは大規模なデプロイをサポートしていますが、サービスの上限を定めています。キャパシティの引き上げが必要と判断された場合は、お問い合わせくださいますようお願いいたします。デフォルトのサービス上限で、RAMは976GBまでとなります。これは、ユーザーが誤ってキャパシティを過剰に設定する操作を防ぐための制限です。サポートへお問い合わせいただくことにより、この制限を解除することができます。
Elastic CloudはAmazon Web Services(AWS)、Google Cloud、Microsoft Azureでご利用いただけます。対応リージョンの完全なリストについては、ドキュメントをご確認ください。
はい。デプロイテンプレートは、Elastic Stackを実行する特定のバーチャルハードウェアの事前定義を含みます。バーチャルハードウェアの費用は、デプロイテンプレートに応じて異なる可能性があります。詳しくは、料金シミュレーターをご覧ください。
Elastic CloudのElasticsearch Serviceは使用量に応じた料金モデルを採用しており、スケールした場合の費用の予測を簡単に立てることができます。たとえば、高IOを8GB RAMで構成する場合の費用は、高IOを1GB RAMで構成する場合の8倍です。また、3つのアベイラビリティゾーンにデプロイする場合の費用は、1つのアベイラビリティゾーンにデプロイする場合の費用の3倍です。
デプロイのコストは、料金シミュレーターで試算できます。
スナップショットストレージとデータ転送の費用は、GB単位で計測された使用料に基づいて請求書に加算されます。費用に、次の項目を含みます。
- スナップショットストレージ(クラウドストレージの費用)
- Amazon S3やGoogle Cloud Storage、Azure Blob Storageで、スナップショットが消費するデータ量から算出。0.0330米ドル/GBで、毎月100GBの使用無料部分あり。
- スナップショットストレージリクエスト(スナップショットAPIリクエスト)
- スナップショットの頻度と、Amazon S3やGoogle Cloud Storage、Azure Blob Storageに送信されたリクエスト数から算出。リクエスト1,000回あたり0.0018米ドルで、100,000回のリクエスト無料部分あり。
- クラスターへの入力データ転送:無料
- クラスターへの出力データ転送:0.0320米ドル/GBで、100GBの使用無料部分あり
- クラスターのノード間データ転送:0.0160米ドル/GBで、100GBの使用無料部分あり
デプロイをプロビジョニングした、基盤となるバーチャルハードウェアを表す接頭辞です。パフォーマンスを最適化するため、Elastic Stackの各コンポーネントは、最適なハードウェアにデプロイされます。