プレスリリース
三井住友DSアセットマネジメント、資産運用業務におけるリアルタイムでの高速情報検索向けにElasticsearchを導入
リアルタイム検索エンジン、ログ分析、アナリティクスなどの幅広いユースケースに利用可能なソフトウェアを提供するElastic N.V. (NYSE:ESTC、本社:オランダ、代表取締役:シェイ・バノン、以下“Elastic”)は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松下隆史)が、資産運用における高速情報検索向けにElasticsearch、Kibanaを導入されたことを発表しました。
三井住友DSアセットマネジメントは、三井住友アセットマネジメントと大和住銀投信投資顧問の合併により、2019年4月に発足した資産運用会社です。国内外の年金や金融機関などの機関投資家から個人投資家に至るまで、多様なお客さまニーズに対して、業界トップレベルの運用調査体制とグローバルなネットワークを活用した質の高い資産運用サービスを提供することにより、“Quality of Life に貢献する最高の資産運用会社” を目指しています。IT 部門においては、長期にわたり安定した運用成果をお客さまに提供できるよう、ファンドマネージャーをはじめとする運用担当者を支援する資産運用システムの開発に取り組んでいます。
Elastic製品を導入した三井住友DSアセットマネジメントは、35種類・4千5百万件ものデータから各種情報を1秒未満で検索し、ファンドマネージャーの思考を止めることなくリアルタイムな情報提供での資産運用業務を支援することを実現しています。
採用背景・課題
三井住友DS アセットマネジメントは膨大なビッグデータを扱い、リアルタイムで市場の情報やニュースなど運用資産に関わる情報を提供することで、ファンドマネージャーなど多くの関係者の業務を支えています。しかし、Elasticを導入する前に使用していた検索エンジンは、単純な検索条件にしか対応できず、基本的な検索のスピードも遅かったことが最大の課題でした。
導入ポイント
- 検索スピードが他社製品よりの約360倍
- データタイプのサポートでより高度な資産運用業務が可能に
- 社内開発したシステムに幅広くアプリケーション設計を実現