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Elasticの最新情報を確認する

Elasticsearch Platformの最新の機能強化と更新について学びましょう。エージェントの構築、根本原因分析の自動化、脅威の大規模な検出、調査、対応のいずれを検討されている場合でも、当社の最新のイノベーションは、データをさらに活用できるように設計されています。

Elastic 9.2

Elastic 9.2が利用可能になり、次のようなインパクトの大きい新機能が追加されました。

  • Search & AI

    Elastic Agent Builderは、開発者がElasticsearchのデータとネイティブにチャットできるようにし、カスタムAIエージェントの開発を簡素化できる、AIを活用した新しい機能セットです。また、ベクトルクラスタリングに依存するベクトルインデックスの新しいアプローチであるDiskBBQの導入により、大規模なデータセットのユースケースを(費用)効率的に処理できると同時に、優れたクエリパフォーマンスとランキング品質を実現しています。

  • オブザーバビリティ

    Streamsは、Elastic Observabilityを使用するSREが、非構造化データ、すなわちログから重要なイベントを自動的に解析、圧縮、表示することで、問題を迅速に解決できるようにするAIを活用した新しい機能セットです。重要なメトリックの強化には、クエリを最大10倍高速化するES|QLの新しい時系列コマンドや、自動生成されたクエリでメトリックの探索と可視化を簡素化するよりインタラクティブなDiscoverエクスペリエンスが含まれています。

  • セキュリティ

    ダッシュボードの自動移行(テクニカルプレビュー中)は、カスタムダッシュボードのSplunkからElasticへの移行を支援し、オンボーディング時間を大幅に短縮します。また、デバイスコントロールは、セキュリティチームがストレージデバイスの使用を管理するポリシーを定義し、施行できるように支援します。デバイスコントロールは、必要なアクセスを許可しつつ、潜在的な脅威を防ぐインテリジェントな管理です。

  • Elasticsearch Platform

    Elastic 9.1のES|QLの強化を基に、ES|QL Smart Lookup Joinsは、ユーザーが複数のフィールドや式(、!=を含む)で照合し、ルックアップインデックスから行をエンリッチすることを可能にします。リモートクラスター間でも可能です。さらに、DiscoverのES|QL Time SeriesおよびSmart Enrichmentでは、時系列分析(RATE、*_OVER_TIME、TBUCKET、TS)とLOOKUP JOINによるインプレースエンリッチメントをDiscover内でネイティブに実行できます。

Elastic 9.1および8.19

Elastic 9.1および8.19が利用可能になり、プラットフォームとElasticソリューション全体に影響を与える次の主な機能が追加されました。

  • Search & AI

    Opensearchより5倍速いBetter Binary Quantizationがデフォルトでオンになりました(9.1のみ)。

  • オブザーバビリティ

    Azure AI Foundryの統合は、Azure AI Foundryでホストされている任意のAIモデルからログとメトリクスを引き出すことで、オブザーバビリティを一元化します。

  • セキュリティ

    Attack Discoveryで、自動化されたスケジュールとアクション、永続的な結果、簡単な共有がサポートされるようになりました。

  • Elasticsearch Platform

    enrichコマンドの強力な代替手段として高性能なLookup Joinと、再設計された堅牢なアーキテクチャを採用したES|QL on Cross-Cluster Search (CCS) がいずれも一般提供を開始しました。

Elastic 9.0と8.18

ルックアップインデックスを使用して、データとイベントストリームをリアルタイムで直接結合します。セマンティック検索のためにモデルに簡単にアクセスできます。KQLの表現力豊かなフィルタリングとES|QLの変換力を組み合わせて使用できます。これらすべてをぜひお試しください。

  • Search & AI

    最高のベクターデータベースがさらに進化し、Elasticsearch BBQにより精度向上を実現しました。最新の精度向上とOpenSearchとの比較についてご覧ください。

    このリリースには以下も含まれています。

    • 検索の直感性と速度を向上させるためのES|QL機能
    • Elastic Rerankはシンプルな推論API構文を使用しており、設定は不要
  • image_alternative_text: blt6e3875f2cb65b010

    オブザーバビリティ

    OpenTelemetryのElasticディストリビューション(EDOT)のすべてのコンポーネントが、EDOTコレクターおよび言語SDKを含め、現在GA(一般提供)となりました。

    このリリースには以下も含まれています。

    • 生成AI対応アプリケーションのパフォーマンス、コスト、安全性、信頼性を可視化するLLMオブザーバビリティ
  • "all": "Elastic Security"

    セキュリティ

    SIEMルールをElastic Securityに簡単に移行できます。ルールをアップロードいただければ、後はAIにお任せください。

    このリリースには以下も含まれています。

    • Attack Discoveryがさらに高度化。Automatic ImportのAPIサポートを強化し、AIアシスタントはカスタムソースを参照
    • 事前構築済みルールのカスタマイズと維持が容易に
  • Elasticsearch logsdbインデックスモード

    Elasticsearchの特化型logsdbインデックスモードが一般提供されることで、ElasticはElasticsearchのログデータのストレージフットプリントを最大65%削減しました。これにより、すべてのデータをアクセス可能で検索可能な状態に保ちながら、予算を超えることなく、より多くのオブザーバビリティおよびセキュリティデータを保存できます。

  • Elastic Rerank

    Elasticの高性能かつ効率的なセマンティック再ランキングモデルを使用して、全文検索にセマンティック機能を追加しましょう。現在、テクニカルプレビュー版を提供しています。Elastic Rerankモデルは、セマンティックリランキング用のサードパーティモデルと統合されており、関連性の調整を簡単に開始できます。

Elastic 8.16

更新されたKibanaエクスペリエンスをご覧ください。ES|QLを使用して、データを自在に操りましょう。単語ベースまたはシーケンスベースの戦略を用いて柔軟なチャンク戦略をお試しください。

  • Search & AI

    大規模なワークロード向けに最適化された、業界初のベクトル検索であるBetter Binary Quantization (BBQ)の採用方法をご覧ください。

    このリリースには以下も含まれています。

    • レトリバーとreciprocal rank fusion(RRF)を備えた、本番環境対応のハイブリッド会話型検索
    • 開始手順を最適化したワークフロー
    • 検索用Elastic AIアシスタント
  • image_alternative_text: blt6e3875f2cb65b010

    オブザーバビリティ

    このリリースでは以下が含まれています。

    • LLMのオブザーバビリティがAmazon Bedrockに拡張
    • ストレスフリーで機能するOpenTelemetry(OTel)データインジェスト
    • ログ分析の強化
  • "all": "Elastic Security"

    セキュリティ

    このリリースでは以下が含まれています。

    • Elastic AI Assistantにカスタム知識ソースを取り込む機能
    • セキュリティ分析に含まれるコンテキストクラウド保護