オープンソースプロジェクトとして設立されたElasticsearchは、もしコードが完璧になるまで公開されなかったとしたら、今のような姿にはならなかったでしょう。開発者は、オープンソースの検索エンジンライブラリであるApache Luceneをベースに構築されたElasticsearchを利用することで、検索機能をアプリケーションに簡単に組み込んだり、検索技術の新たな可能性を切り拓いたりすることができます。
Elasticのコミュニティとお客様は、導入初日から次のことを行えます。
- Elasticのオープンコードを確認する
- Elasticのコードを更新するためにプルリクエストを行う
- 独自のユースケースに合わせてコードを変更したり、自社の環境に合わせてコードを最適化する

コードがオープンであることで、Elasticのコミュニティとお客様は、ElasticsearchやElastic Stackを自社のニーズに最適な形に拡充できるだけでなく、独自のソリューションを革新、進化、最適化することもできます。
1つのコードベースで何千人もの開発者がイノベーションを重ねたら一体どんなことが起きるだろう?Elasticは、その答えを目の当たりにしてきました。さまざまなユースケースに対応しているユーザーのコミュニティが、それぞれのニーズを満たすためにElasticのコードを発展させたことで、新たな機能が多数生まれてきました。より多くのユーザーがコードを精査するほど、セキュリティは堅牢になります。あらゆるアーキテクチャーと環境で過酷にテストされるうちに、確かな信頼性とレジリエンシー(回復力)が備わります。

検索を活用するソリューションを初めて構築しようとする開発者にも、データを実用的なインサイトに変換しようとする経営陣にも、Elasticの無料かつオープンなモデルは価値をもたらします。
多くの開発者がElasticの製品を試し、概念実証からミッションクリティカルなシステムでの大規模デプロイへ短期間で進展しています。
意思決定者や経営陣は、開発者の取り組みに注目し、ユーザーによる重要なコンテンツへのアクセス、より複雑化するIT環境の問題解決、デジタルエコシステムの保護を支援するソリューションとしてElasticに目を向けています。
どのようなユーザーでもどのような取り組みであっても、「価値」が共通の尺度である状況では、無料かつオープンなソリューションが優れた結果をもたらすとElasticは確信しています。
