オブザーバビリティ
通信・コミュニケーション

Comcast、Elasticオブザーバビリティで顧客エクスペリエンスを変革

ソフトウェアのビルドプロセスを簡素化

Elasticによってアプリケーション層からハードウェアに至るまでの単一ビューが提供されるため、Comcastは1日に50,000件以上のソフトウェアビルドへの変更を含むシステム変更の影響を監視することができます。

総所有コストを削減

Elasticは、より戦略的でパートナーシップに基づいたアプローチを提供することで、Comcastの以前のオブザーバビリティソリューションに比べて所有コストを削減しています。

イノベーションを促進

Elasticは、UHD放送、音声起動リモコン、複数のデバイスからのDVR録画へのアクセスなど、革新的な顧客エクスペリエンスの可用性を保証するデータインサイトを生成します。

この大手電気通信事業者では、開発者たちがソフトウェアライフサイクルを加速し、革新的機能を提供することで、テレビ、インターネット、モバイルサービスの消費者を惹きつけて維持できるようにしています

Comcast Corporationは、アメリカ最大の多国籍電気通信会社であり、売上高では世界第2位の放送・ケーブルテレビ会社です。同社のXfinityブランドは、米国最大の有料テレビ、ケーブルテレビ、および家庭用インターネットサービスプロバイダーです。

映画草創期に設立されたComcastは、常にテクノロジーとメディアの最前線に立ってきました。現在は、複雑なネットワーク、ハードウェア、ソフトウェアを駆使し、子会社のNBCUniversalやストリーミングアプリケーション会社のPeacockなどのブランドを通じて、最先端のコンテンツを配信しています。

顧客はComcastの番組に情報とエンターテイメントを依存しているため、ソフトウェア戦略および変革担当バイスプレジデントのマット・ダイメック氏にとって、その配信はミッションクリティカルなものです。ダイメック氏は開発戦略グループを率いています。このグループは、6,000万の顧客関係、1億のインターネットデバイス、500万のモバイルデバイスユーザーをサポートするソフトウェアおよびネットワーキング担当のComcast DevOpsチームに属します。

「お客様は、Comcastのシステムがいつでも瞬時に利用可能であることを期待しています。お客様は自分たちの希望がテクノロジーに反映され、次に対処するべきことが常に予測されていることを望んでいます。その結果、Comcastの環境はますます複雑になっています」とダイメック氏は言います。

ダイメック氏のチームは、常時稼働の可用性を確保することに加えて、競争の激しい業界でComcastが際立てるようにするイノベーションにも責任を負っています。最近、チームは、視聴者が指を動かすことなくチャンネルを切り替えたり、好きなシリーズを呼び出したりできる音声起動リモコンを開発しました。

「イノベーションはエンジニアから生まれます。私たちの仕事は、Comcastが現在直面している問題をエンジニアたちが迅速に解決し、未来のソリューションを構築できるようにすることです。」

– マット・ダイメック氏、, Comcast、ソフトウェア戦略および変革担当バイスプレジデント

インサイトからイノベーションへ

Comcastが市場をリードする地位を維持するためには、継続的かつ迅速にイノベーションを実現する必要があります。「大変なのは新機能の構築だけではありません」とダイメック氏。「本番環境ですべてがどのように組み合わされるかを知ること、ましてや本番規模の負荷の下でどのように動作するかを把握することは、ほぼ不可能なのです。」

Elasticオブザーバビリティが決定的な役割を果たすのは、この場面です。Elasticは1日に約400テラバイトのテレメトリーデータを取り込むことができるので、ComcastはITインフラ全体にわたって約70のテナントからのデータを集約、相関付け、検査することができます。

「1日に50,000以上のソフトウェアがビルドされるため、Comcastのサービスで起きていることをすべて把握することが不可欠です。Elasticは、アプリケーション層からハードウェアに至る全体で起きていることをすべて把握できるようにしてくれます。変更によってどのような挙動が現れ、システム全体にどのような影響が及ぶかを確認することができます」とダイメック氏。

同氏はこのプロセスを、今日のDevOpsにおける「シフトレフト」トレンドの一部と呼んでいます。簡単に言えば、開発者チームはシフトレフトを通じて早い段階で問題を検出することにより、ソフトウェア開発プロセスの効率を高め、製品の品質を向上させることができるというものです。

「Elasticからのインサイトを利用して、対象を絞った小規模なソフトウェアデプロイを実行し、エンジニアにフィードバックを直接送信できるため、エンジニアは迅速にイテレーションを行いサービスが本番環境で機能するために必要な変更を加えることができるのです。」

オブザーバビリティの具体的なメリット

最近のForresterの調査結果でElasticオブザーバビリティの革新的な影響をご確認ください。統合されたエンドツーエンドのオブザーバビリティソリューションにより、ビジネスの可視性を向上させ、顧客維持率を高める方法をお確かめください

オブザーバビリティの新たな基準を設定

データの一貫性は、ComcastがElasticオブザーバビリティを導入するに当たっての基礎です。Elastic Common Schema(ECS)は、共通のフィールドセット、そのデータ型、許容値、使用階層を定義するもので、ComcastはこのECSに基づいて構築されたロギングとメトリクスの標準を確立しました。また、ECSを使うことで、検索やドリルダウン、ピボット、データ可視化、機械学習ベースの異常検知、検知ルール、アラートなど、Elasticで実行する分析の様式が一律になります。「我々のオブザーバビリティソリューションの重要な点は、ECSの上にComcastの共通スキーマを構築できれば、ITチームが他のすべてのツールの動作を把握できるようになることです」とダイメック氏は言います。

「Elasticオブザーバビリティが重要なフィードバックを提供してくれるので、エンジニアはより迅速にイテレーションを行い、イノベーションの速度を上げることができます。」

– マット・ダイメック氏、, Comcast、ソフトウェア戦略および変革担当バイスプレジデント

Elasticでは、総所有コストもComcastの以前のオブザーバビリティソリューションよりも低くなります。「Elasticは、負債がどんどん増えていくように感じられた他のプロバイダーに比べ、より戦略的なアプローチを提供してくれます」とダイメック氏は言います。「パートナーシップの意識も強くなっています。何か問題があればElasticのチームにいつでもすぐに相談することができるからです。」

AIと機械学習を活用した未来のオブザーバビリティ

ComcastではすでにKibanaダッシュボードを使用して、トレンドや異常を視覚化し、チーム間でインサイトを共有しています。ダイメック氏は今後に向けて、電気通信分野に特化した機械学習と異常検出の機能を使用して、手動のトラブルシューティングを削減するElastic AIOpsの可能性に注目しています。「運用データから生成されるシグナルを自動的に理解できるようになれば、チームの負担が軽減され、より優れたソフトウェアの開発に専念できるようになります」とダイメック氏。分散トレースとメトリクスを分析し、ビジネスKPIと技術コンポーネントを監視するために、Elastic OpenTelemetryの導入も検討されています。

不安定な市場における顧客の獲得と維持

Elasticは、何百万人もの人々を大切な時間や体験に結び付ける素晴らしいテクノロジーとコンテンツを作成するというComcastの使命全体をサポートしています。現在では、超高解像度放送、複数のネットワーク接続機器からのDVR録画へのアクセス、年間150億件の指示を処理する音声起動リモコンなどもこれに含まれます。Elasticはまた、拡張現実やメタバースといった将来のイノベーションの準備についても、ダイメック氏と同氏のチームを支援しています。

「お客様の期待に応え続けるためには、エクスペリエンスのどの側面においても、時間がかかったり、一時的に利用できなくなったりということは許されません。同時に、イノベーションの成功は非常に複雑なITインフラと開発環境内でのエンジニアリングにかかっています。最終的に、Elasticオブザーバビリティを導入したことでComcastのサービスは信頼性が高くなり、顧客エクスペリエンスも向上しました。」

– マット・ダイメック氏、, Comcast、ソフトウェア戦略および変革担当バイスプレジデント

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