Elasticが最新のAV-Comparatives Malware Protection Testで満点を獲得し、最高ランクに

サイバーセキュリティチームは、パフォーマンスへの影響や誤検知を招くことなく、脅威を完全に防止するという、一見不可能にも思える責任を担っています。多くのベンダーは、導入直後から機能する保護性をうたっていますが、カスタムチューニングを行わない状態でも、実際にそのレベルを達成できるプラットフォームが存在するのかを見極めるためには、独立したテスト機関による厳格かつ実環境に即した評価が不可欠です。

AV-Comparativesは、2026年3月から6月までのテスト期間を対象とした、2026 Business Security Testの上半期レポートを公開しました。完全にパッチが適用されたWindows 11環境でテストされた16種類のエンタープライズ向けソリューションの中で、Elastic Securityはマルウェア保護率100%を達成した唯一のベンダーとなり、実環境における保護性能でも最上位グループに位置づけられ、AV-Comparatives Approved Business Product Awardを受賞しました。この結果の中核を担ったのは、Elastic Securityにネイティブに組み込まれているエンドポイント保護ソリューションのElastic Defendです。ここでは、数値が何を示しているのか、そしてなぜこのような結果になったのかを見ていきます。

Elastic、Malware Protection Testで100%を達成した唯一のベンダーに

Malware Protection Testは、あらゆる企業がいずれ直面するシナリオを想定したテストです。対象となるのは、Webサイトから直接侵入するマルウェアではなく、すでにディスク上に存在するものや、LANまたはリムーバブルドライブ経由で侵入したマルウェアです。AV-Comparativesは、1,000件の最新のマルウェアサンプルを用いて各製品を評価し、まずアクセス時のスキャンを実施した後、検知をすり抜けたサンプルについては実際に実行することで、防御機能が反応する機会も設けました。その結果、Ealasticは首位となり、AV-Comparativesが述べているように、100%のスコアを獲得した唯一のベンダーとなりました。

Elastic Securityは、当社のMalware Protection Testで満点となる100%のスコアを記録し、今回のテストサイクルで全製品中トップの結果を収めました。

AV-Comparatives、CEO、アンドレアス・クレメンティ
AV-Comparatives Malware Protection Test(2026年3月)結果
AV-Comparatives Malware Protection Test(2026年3月)結果

99%と100%の差は、数字の上では小さく見えるかもしれません。しかし、実際はそうではありません。エンタープライズ規模では、この100件に1件が、インシデントとなり、チケットのキューを生み、場合によっては侵害へとつながるサンプルになります。Elasticは、一般的な業務用ソフトウェアで誤検知を一件も発生させることなく、この成果を達成しました。これは、このテストが評価対象としてるバランスを体現した結果です。

Elastic、Real-World Protection Testで同率首位に

Real-World Protection Testは、より難易度の高いテストで、悪意のあるURL、ドライブバイエクスプロイト、ソーシャルエンジニアリングを用いたダウンロードなど、ビジネスユーザーがブラウジング中に実際に遭遇する状況を再現します。また、URLブロッキング、ダウンロード検査、ビヘイビア分析、メモリ保護といった製品のあらゆるレイヤーが、どの段階でも機能できるようになっています。このテストは2026年3月から6月にかけて、400件のテストケースを用いて継続的に実施されました。ラボ環境において、実際の利用環境におけるシナリオを最も充実に再現したテストです。

Elastic Securityは最高スコアを達成し、400件の脅威のうち399件をブロックしました。保護率は99.8%で、他の2社のベンダーと並ぶ結果となりました。

AV-Comparatives Real-World Protection Test(2026年3月~6月)結果
AV-Comparatives Real-World Protection Test(2026年3月~6月)結果

2つの保護テストを統合すると、一貫した結果が示されます。Elastic Securityは、マルウェア保護テストでは投入されたすべての脅威を検出し、実環境保護テストでも1件を除くすべてを検知しました。その結果、多くの組織がすでに導入候補として検討している著名なベンダーを含め、テスト対象となったすべてのエンタープライズ向けベンダーを上回りました。

誤検知に関する補足

アラート疲れは現実に起こる問題であり、保護性能のスコアは、その正確性と組み合わせて初めて意味を持ちます。AV-Comparativesは。この両方を厳格に評価しています。Elasticは両テストにおいて、一般的な業務用ソフトウェアで誤検知を一件も記録しませんでした。これは日常の運用においても最も重要な指標であり、認証取得の厳格な要件でもあります。あまり一般的ではないファイルや業務用途以外のファイルでは、Elasticは誤検知の評価で「高い」に分類され、Real-World Protection Testでは、平均を上回る誤検知があったベンダーの1つとして指摘されました。

こうした積極的な防御こそが、当社の保護性能が高い理由です。一般的ではないファイルや業務用途以外のファイルを誤って検知する場合もありますが、そのようなケースは迅速に確認し、ルールを調整しています。一般的ではない社内ツールを日常的に利用しているチームでは、それは調整を検討すべき既知の要素です。また、Elasticの一元化されたポリシー管理信頼できるアプリケーションリスト、エンドポイント例外設定といったツールは、その調整プロセスを支援します。

ElasticはPerformance Testで基準を満たす結果を達成

Performance Testでは、意図的にローエンドのハードウェア(8GBのRAMを搭載したCore i3)環境で、ファイルのコピー、アプリケーションの起動、Webブラウジング、ソフトウェアのインストールなどの日常的な操作が、製品によってどの程度遅くなるかを測定します。Elastic Securityの総合影響スコアは24.2で、認定に必要な40ポイントのしきい値を大幅に下回りました。また、Procyonによるオフィス生産性スコアは、クリーンシステムのベースラインである100に対して90.8でした。これは、控えめなスペックのマシン上で動作する包括的なセキュリティソリューションとして堅実な結果であり、最高レベルの保護性能を実現するためにパフォーマンスを犠牲にする必要がないことを示しています。

組織にとっての意味

AV-Comparativesによる今回のテストでは、具体的かつ検証可能な結果が示されました。Elastic Defendは、テストで唯一100%のマルウェア保護率を達成し、実環境保護テストでも最上位のスコアを記録するなど、業界最高水準の防止性能を実現しています。また、セキュリティチームの生産性を損なうノイズを増やすことなく、精度とパフォーマンスの要件も満たしています。

Elastic DefendはElastic Securityのエンドポイントレイヤーであり、エンドポイント保護、SIEM、調査、対応、自動化を統合し、現在利用しているサードパーティ製ツールのテレメトリも取り込むことができます。また、インターネットに直接アクセスできない場合でも、セキュリティコンテンツが社内インフラストラクチャを通じて配信されるため、接続環境、制限付きネットワーク環境、完全なエアギャップ環境で導入できます。

Elastic Securityを使い始める

Elastic Securityを信頼して、組織を攻撃から保護する企業が増えています。エンドポイントと組織全体が、最新の脅威から保護されているという安心感を体験してください。Elastic Securityの無料トライアルを開始し、私たちの保護がもたらす違いをご確認ください。詳細については、elastic.co/securityをご覧ください。

本記事に記述されているあらゆる機能ないし性能のリリースおよびタイミングは、Elasticの単独裁量に委ねられます。現時点で提供されていないあらゆる機能ないし性能は、すみやかに提供されない可能性、または一切の提供が行われない可能性があります。