Google Cloud上のElastic Cloud Serverlessがリージョンの可用性を2倍に拡大

新たに3つのリージョンで Elastic Cloud Serverless が Google Cloud 上で利用可能になったことをお知らせします：

• 米国東部1（サウスカロライナ）、gcp-us-east1

• 米国東部4（バージニア北部）、gcp-us-east4

• 米国西部1（オレゴン）、gcp-us-west1

これにより、Google クラウドで利用可能なリージョンの数が2倍になり、米国でのサーバーレス導入オプションが大幅に増加します。

Elastic Cloud Serverlessは、インフラを管理することなく、オブザーバビリティ、セキュリティ、検索ソリューションを最速で開始し、スケールする方法を提供します。業界初のSearch AI Lakeアーキテクチャを基盤としており、Google Cloud Storageを使用して、膨大なストレージ、ストレージとコンピューティングの分離、低レイテンシのクエリ、高度なAI機能を組み合わせて、妥協のないスピードとスケールを実現します。

• 速度やスケールに妥協はありません： Elasticsearch Serverlessは、ワークロードの需要に応じて自動的かつシームレスにスケールし、予測不可能なトラフィックの急増を容易に処理しつつ、無制限のオブジェクトストレージで低レイテンシの検索を提供します。

• アップグレード不要、運用がさらにシンプルに：クラスターの管理、Nodeのプロビジョニング、アップグレード、パフォーマンスチューニングは不要です。Elastic Cloud Serverlessがインフラを管理するため、チームは保守ではなく構築に集中でき、キャパシティプランニング、アップグレード、スケーリングの必要がなくなります。

• 目的に合わせて構築され、合理化されたエクスペリエンス： 検索からオブザーバビリティ、セキュリティまで、Elastic Cloud Serverlessはガイド付きワークフローと製品内リソースを提供し、迅速に起動して実行できるため、価値実現までの時間を短縮します。

• 使用量に応じた料金：初期費用はかかりません。Elasticの使用量ベースの料金設定により、Elastic SecurityまたはElastic Observabilityに取り込まれて保持されるデータ、あるいはElasticsearchで使用されるコンピューティングリソースなど、使用した分のみが課金されます。

Elastic Cloud Serverlessをお試しになるには、Elastic Cloudコンソールにサインアップするか、ログインして、サーバーレスプロジェクトを作成してください。

• Elasticsearch、Elastic Observability、または Elastic Security プロジェクトの場合、クラウドプロバイダーとして Google Cloud を選択し、その後、以下のいずれかのリージョンを選択してください。

  • 米国東部1（サウスカロライナ）、gcp-us-east1

  • 米国東部4（バージニア北部）、gcp-us-east4

  • 米国西部1（オレゴン）、gcp-us-west1 

  • 米国中部1（アイオワ）、gcp-us-central1

  • ヨーロッパ西部1（ベルギー）、gcp-europe-west1

  • アジア太平洋サウス1（ムンバイ）、gcp-asia-south1

• 「プロジェクトの作成」をクリックすると、Elastic Cloud Serverlessプロジェクトがプロビジョニングされます。

詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。また、Vertex AI と Elasticsearch を統合し、RAG アプリケーションを作成する方法については、このチュートリアルをご参照ください。

本記事に記述されているあらゆる機能ないし性能のリリースおよびタイミングは、Elasticの単独裁量に委ねられます。現時点で提供されていないあらゆる機能ないし性能は、すみやかに提供されない可能性、または一切の提供が行われない可能性があります。