Elastic 7.11をリリース――検索可能スナップショットを一般公開、Coldティアが新登場、Schema on readベータ版を公開
一般提供を開始した検索可能スナップショットやSchema on readのベータ版をはじめ、Elastic 7.11にはコスト、パフォーマンス、インサイト、柔軟性の最適化を強力に支援する各種新機能が搭載されています。また、Elasticエンタープライズサーチ、オブザーバビリティ、セキュリティのソリューション群全体にわたり機能を強化しました。
ランタイムフィールド ―― Elasticのschema on read
7.11より、Elastic Stackにschema on readが登場いたしました。1つのプラットフォームで、パフォーマンスにすぐれるschema on writeとフレキシブルなschema on read、この2つのメカニズムの“いいとこ取り”ができます。schema on readは、「ランタイムフィールド」という名称でElastic Stackに実装されています。
Elasticで使えるschema on read、ランタイムフィールドを導入する
schema on readを使えるElasticの新機能、ランタイムフィールドの導入について説明します。パフォーマンスにすぐれるschema on writeと、フレキシブルなschema on readのどちらもElasticsearchで使うことができるようになりました。本記事は、ランタイムフィールドを使いはじめる手順を説明します。