2018年8月1日 リリース

Elasticsearch Service:Hot-Warmクラスター、Machine Learningなど

著者 Anurag Gupta

Elastic CloudのElasticsearch Serviceがさらに進化しました。より多くのユースケースに対応してさまざまな新機能が登場し、大規模なスケールにも対応できるようになりました。また、開発に応じたカスタマイズ機能もパワーアップしています。

新機能の一部を簡単にご紹介します。

  • マネージドサービスのElasticsearchとKibanaを一か所で管理できるようになりました
  • インサイトの取得や、異常検知を実現するMachine Learningノードを追加できるようになりました
  • I/O、CPU、メモリー、ストレージベースのユースケースに最適化されたハードウェアごとのデプロイテンプレートが登場しました
  • Index Lifecycle ManagementでHot/Warmアーキテクチャーをデプロイできるようになりました
  • 同じElasticsearchクラスターにアクセスする容量をカスタマイズして、複数のKibanaインスタンスにスケールできるようになりました
  • 大規模スケールデプロイ向けの専用マスターノードで、有事の回復力を高めることができるようになりました
  • 料金プランがわかりやすくなり、はじめての方に最適な無料プランも登場しました

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従来の機能に加えて、Elastic CloudのElasticsearch Serviceに多数の新機能が登場しました。Elasticsearchのマネージドサービスのデプロイ、管理、アップグレードがより手軽になっています。

Elasticのコンポーネントを一か所で管理

今回のリリースから、Elasticsearch ServiceがサポートするすべてのElastic Stackコンポーネントを1ページで定義、設定できるようになりました。スライダーを右に動かしてKibanaのインスタンスを追加したり、マスターノードにRAMを追加するだけの操作で、簡単に管理できます。

専用のマスターノード

多くのユーザーがペタバイト規模の問題と格闘しながら、Elasticsearchクラスターをさらにスケールする機能へのリクエストを寄せてくれました。そこで、独立してスケーラブル、独立して設定可能な専用のマスターノードデプロイ機能が新たに登場しています。

あらゆるデプロイに対応するMachine Learning

ElasticのMachine Learning機能は、運用のシンプル化や異常な振る舞いの予知、根本原因分析の所要時間短縮といった場面で多くのユーザーに利用されています。Elastic CloudのElasticsearch Serviceでも、Machine Learning機能を追加可能になりました。今すぐ新たなインサイトを取得することができます。

ユースケースに最適なデプロイ

ログやセキュリティ分析、アプリ検索まで、Elasticsearchはさまざまな大規模検索に利用されています。Elasticsearch Serviceの最新リリースでは、ユースケースに最適な基盤ハードウェアを選択するオプションが登場しました。さらに、導入をより簡単にするデプロイテンプレートも新たに加わりました。

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Index Lifecycle ManagementによるHot/Warmテンプレート

Elasticsearch Serviceで最もパワフルな機能の1つに、hot/warmアーキテクチャーテンプレートがあります。この機能は現在のデータのすばやい取り込みとクエリを実現し、また古いデータや長期データは圧縮して、コスト効率の高いハードウェアに保存してくれます。今回のリリースでこのアーキテクチャーをすばやくデプロイできるようになり、Index Lifecycle Managementの画面でで構成ファイルを修正する必要もなくなりました。

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新しい低価格プラン

ますます多くの新機能とサービスが登場するElastic CloudのElasticsearch Serviceに、低価格プランと無料プランが加わりました。まだElastic Cloudを使ったことがない方にも、はじめやすいプランです。各種プランも、容量とご利用ゾーン数に応じてわかりやすくなりました。またデプロイごとに複数のタイプのノードとインスタンスを含めることが可能です。たとえばElasticsearchデータノード、Elasticsearchマスターノード、Kibanaインスタンスを使用する場合に、インスタンスごとの料金でご利用いただくことができます。

新しい料金プランの主な変更点は次の通りです。

  • 低価格プランの月額料金引き下げ($16.40/月)
  • 無料プランの提供開始
  • コンポーネントとハードウェア構成に応じたわかりやすい料金プラン  
  • スナップショットストレージとデータ転送の新しい料金プラン
  • クラウドリソースを確認可能

データ転送、スナップショットストレージ、クラスターコストをすべて含む従来のプランでは、使わないサービスにコストがかかってしまうこともありました。そこで、データ転送(入力/出力/ノード間)、スナップショットストレージ(ストレージサイズとリクエスト計)、デプロイコスト(クラスターノードとKibanaインスタンス)で、それぞれ別個の料金モデルへ変更しました。

また、データ転送とスナップショットストレージの新しい料金体系に慣れていただけるよう、期間限定で価格無料のキャンペーンを実施します。キャンペーン期間の終了後は、無料プランに一定のストレージと転送容量が追加されます。

無料プランが新登場

Elasticsearch Serviceを使ったことがない方にもはじめやすい、無料のプランが登場しました。

無料プランでは、1デプロイにつき次のサービスが提供されます。

  • Kibanaインスタンス1 GB(デプロイ終了まで使用可能)
  • Machine Learningノード1 GB(デプロイ終了まで使用可能)

さらに、無料プランにはスナップショットストレージと、転送容量が付属します。

  • スナップショットストレージ
    • すべてのデプロイのストレージで合計100 GB
    • すべてのデプロイのAPIリクエストで合計100K
  • データ転送
    • すべてのデプロイのデータ転送(入力/出力/ノード間)で合計100 GB

新しい料金モデルと無料プランについて、またよくある質問と回答については、[こちらのブログ]をご覧ください。