リリース

Elastic Stack 6.4.0 リリース

6.4.0 がリリースされました。

新機能のリリースです。今回もElastic Stack全体で新機能が追加されています。今すぐダウンロードして最新機能を試したり、Elastic Cloudで体験してみてください。

このブログではリリースのいくつかのハイライトを紹介します。それぞれの詳細については製品個別のリリース記事を参照してください。では、紹介していきましょう。

Elastic APM

詳細をトレースしたい場合はAPM postをご覧ください。

  • APM ServerがLogstashとApache Kafkaを出力先としてサポート。トレースデータに対して柔軟かつパワフルなデータ処理が可能に。
  • APM対応検索バー - 柔軟かつ迅速にAPMデータを分析可能に。Elasticsearchのクエリーの便利さをAPMのUIから活用。
  • 機械学習インテグレーション - APMアプリのボタンをクリックすると機械学習のジョブが有効になり、サービスの応答時間の異常検知が開始できます。 A+ for automation.
  • APM エージェント - リアルユーザーモニタリング(JavaScript) と Ruby エージェントが正式リリース。Java と Go エージェントは現在ベータです。

Elasticsearch

概要はこちらです。詳細については詳細ブログをご覧ください。

  • Kerberos - Elasticsearch は様々な認証機構をサポートしていますが、 Kerberosが今回追加されました。
  • FIPS 140-2 - ElasticsearchがFIPS 140-2対応のJVMで作動するようになりました。これにより、この対応が必要な規制された環境で簡単に動作させることができます。
  • 再読み込み可能なキーストア - ノードを再起動しなくてもElasticsearchのキーストアに保存されたセキュアな設定の更新が可能に。
  • フィールドエイリアス - フィールド名を変更した場合に、再インデキシングするのは面倒ですよね?そんな場合に、新しく追加されたエイリアスタイプが便利です。
  • 韓国語のアナライザー - これまでと同じmecab-ko-dic辞書を使用する、新しい韓国語のアナライザー(“Nori”)をリリース。より高速でディスク容量も削減。
  • テキストフィールドに新しいindex_phrases optionを追加することで、よりフレーズ検索を高速に。
  • もっと色々と共有したいですが、ここは概要のブログです。その他の詳細については、詳細のブログをご覧ください。

Kibana

データとやりとりするための新しい方法を 詳細ブログで「発見('Discover')」しましょう。ここに挙げたものはサンプルです。

  • ワンクリックサンプルデータ - データをご自身で登録することなく、Kibanaを体験してみましょう。そして、Kibanaホームで新しくデータを追加するチュートリアルを体験してみてください。
  • Spy panel - リニューアルしたspy panelでより簡単にビジュアライズの元データを確認できます。
  • Scripted fieldプレビュー - 作成中のscripted fieldの式を検証し、保存編集しましょう。
  • maps.elastic.co - Elastic Maps Serviceにより公開されているレイヤーのやフィールドを確認するためのインタラクティブなWebページができました。
  • 機械学習に関する強化 - 機械学習の結果をチューニングするためのカスタムルール、機械学習ジョブの管理作成のためのUIの改善

Logstash

詳細については詳細ブログをパースしてください。

  • Logstash Azureモジュール - Elastic Stackを利用してAzureのクラウド環境を監視がワンコマンドで。
  • File Inputにreadモード登場 - 要望の多かったLogstashの機能です。プラグインによって変更されないファイルを処理できます。
  • より高速で安定したHTTP Input - 人気のあるinputプラグインは、より高速化(~20%リクエスト処理が高速化)のために書き換えられました。ユーザーエクスペリエンスのために下位互換性を維持しています。

Beats

詳細については詳細ポストを‘Go’(ご)覧ください。

  • Dissect processor - 高速かつ高性能な新しいプロセッサーで、エッジでより強力な処理を提供。
  • Seccomp syslogフィルタリング - Linuxシステムでセキュアなコンピューティングモードが利用可能
  • Jolokia autodiscover provider - Jolokia Discoveryを使い、ホストまたはネットワークじょうで実行されているエージェントを見つけます。
  • Filebeat と Metricbeatのモジュールの追加 - より多くの便利なモジュールが本リリースでも追加されています。

ES-Hadoop

詳細については 詳細ポストに'Map'してあります。

  • Error Handler APIが正式リリース
  • Serialization Error HandlersがES-Hadoopに追加。JSONデータの読み書き時に発生するエラーを取得、チェック、処理することができます。
  • Elasticsearch Generic Error Handler - 新しいデフォルトのエラーハンドラー実装で、Elasticsearchのインデックスに対してアプリケーションのエラーを送ることができ、分析、検索、レポーティングができるようになります。
  • セキュアな設定のサポート - キーストア経由で重要な設定を提供。

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