プレスリリース

Total Economic ImpactTM調査により、ElasticセキュリティとElasticオブザーバビリティを使用する組織は3年間で358%のROIを達成することが判明

独自調査の結果、運用とインフラにかかるコストの削減、生産性向上ほか、Elasticの顧客に生じる経済的メリットが1,900万米ドル相当に上ることも明らかに
2021年6月8日

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Elastic 広報


カリフォルニア州マウンテンビュー - 2021年6月8日 -

ElasticsearchおよびElastic Stackを展開するElastic(NYSE:ESTC)は本日、Forrester Consultingへ委託した調査「ElasticオブザーバビリティとElasticセキュリティのTotal Economic Impact(総経済効果)」の結果を発表しました。

この調査から、ElasticセキュリティとElasticオブザーバビリティを使用する組織が3年間で358%のROI(投資利益率)を実現させ、6か月以内にプラットフォーム費用の元を取っていることが明らかになりました。

この最新の調査レポートは、Elasticを利用する顧客に生じるメリットが作業の軽減のほか、労務監視コストの軽減、開発作業負担の軽減、データ侵害リスクの軽減、インフラストラクチャーおよびライセンスコストの削減に及んでおり、これを定量化すると約1,900万米ドルに上ると結論付けています。

さらに同調査で、Elasticオブザーバビリティ、およびElasticセキュリティのソリューションを実装した顧客の開発チーム、およびセキュリティチームの効率が向上することも明らかになりました。これらの現場では、セキュリティ運用コストが減少すると同時にアプリケーションの開発期間が短縮され、Time to value(価値実現までの時間)のメリットが増大しています。

同レポートはこの他に、組織がElasticオブザーバビリティ、およびElasticセキュリティを利用するメリットを次のように説明しています。

  • 最大10倍のパフォーマンス向上と75%のライセンスコスト削減:Elasticの顧客は、より安価なストレージデバイスを使用する場合にElasticの高速なデータインジェストとクエリレスポンスによってパフォーマンスを最大10倍向上させ、代替的なストレージ手法を組み合わせて使用する場合に、以前のSIEMソリューションと比較してライセンスコストを最大75%低下させました。
  • 590万米ドルのインフラ&ライセンスコスト削減:ElasticオブザーバビリティとElasticセキュリティのソリューションを併用する顧客は、以前のSIEMツールを同じデータ量で利用した場合と比較してライセンスコストの大幅な削減を達成しており、また、より安価なストレージに移行することでストレージコストを25%低下させました。
  • データ侵害リスクを軽減して650万米ドルを節約:Elasticセキュリティの顧客は、データソースや検知ルールの追加のほか、監視と根本原因分析の向上によって、3年間でデータ侵害リスクを40%軽減させました。
  • 運用監視労務コストを約210万米ドル削減:Elasticオブザーバビリティの顧客は、シームレスなデータ統合と開発サイクルの短期化、リソース効率の向上によって、以前のソリューションとの比較で必要なリソースが50%にまで減少し、監視チーム人員の33%を再配置することができました。
  • 開発にかかる人的コストを310万ドル節約:Elasticオブザーバビリティの顧客はアプリケーションの開発、テスト、デバッグにElasticを活用する場合に時間の節約を実現させており、より安定したアプリケーションを開発しつつ、リソース消費量を制御することができました。

今回の調査発表に寄せて

Elasticワールドワイドフィールドオペレーションズ担当プレジデント、ポール・アップルビーは次のコメントを発表しました。「セキュリティとオブザーバビリティの運用に最新の技術を導入するには、Time to value(価値実現までの時間)と使いやすさを考慮し、コストと複雑性のバランスを取る必要があります。Forresterの分析は、スピードとスケールにすぐれるElasticのソリューションでどれほど時間と費用を節約できるか、また同時に、サイバーセキュリティ脅威の防御やオブザーバビリティの取り組みがどれほど手軽になるかをわかりやすく示していると思います。社員やデータ、システムを一元化することで、顧客が投資から得るバリューは飛躍的に向上します」

調査手法

Forrester ConsultingはElasticの顧客にインタビューを実施し、ElasticオブザーバビリティおよびElasticセキュリティソリューションの使用に関連するコスト、メリット、リスク、機会を評価しました。次に、このインタビューに基づく架空の組織と財務モデルをデザインして見込み顧客のフレームワークを構築し、Elasticが組織の経済面にもたらす潜在的な影響を評価しました。

Elasticについて

Elasticは、無料かつオープンな継承資産を礎に設立された検索会社です。Elasticのプロダクトとソリューションはだれでもすぐ、ストレスフリーに使いはじめることができます。Elasticはあらゆる環境にデプロイできるテクノロジースタックをベースに、エンタープライズサーチ、オブザーバビリティ、セキュリティの3つのソリューションを提供しています。ドキュメント検索からインフラ監視、脅威ハンティングまで、リアルタイムで、大規模なデータ活用を実現します。Elastic StackはCisco、eBay、Goldman Sachs、Microsoft、The Mayo Clinic、NASA、The New York Times、Wikipedia、Verizonを含む世界中の企業や組織で採用され、ミッションクリティカルなシステムを支えています。Elasticは、地球上のあらゆる場所で社員が働く「分散型企業」として2012年に設立され、ESTCのシンボルでニューヨーク証券取引所に上場しています。詳しくはhttps://www.elastic.co/jp/about/ をご覧ください。

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