PRESS RELEASE

ぐるなび、膨大なログ解析に不可欠な高速検索の実現に向けてElasticを導入

~障害対応の迅速化に加え、より戦略的な用途での情報活用が可能に~
2020年1月28日

Elastic報道関係担当

広報担当

press@elastic.co
日本、東京 - 2020年1月28日 -

リアルタイム検索エンジン、ログ分析、アナリティクスなどの幅広いユースケースに利用可能なソフトウェアを提供するElastic N.V. (NYSE:ESTC、本社:オランダ、代表取締役:シャイ・バノン、以下“Elastic”)は、株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎、以下“ぐるなび”)が、膨大なログデータ解析を高速検索機能と高い運用効率で実現し、障害対応の迅速化に加え、より戦略的な用途での情報活用などを目的にElastic Stackが導入されたことを発表しました。

■株式会社ぐるなびについて

株式会社ぐるなびは、1996年6月の飲食店情報サイト「ぐるなび」開設以降、飲食店等の情報提供サービスを中心に、幅広い業務を展開している。この分野の“老舗”として業界をリードする企業であり。総掲載店舗数約50万件、有料加盟店数58,951店*1、月間ユニークユーザー数6,100万人*2、会員数1,796 万人*3 という圧倒的な実績を誇るだけでなく、集客支援から店内ICT 支援に至るまで一気通貫でのサービスの提供によって、店舗に来店するお客様とそれを迎える店舗の双方に対して高い付加価値を提供している。2018 年からは、SNSと連携した送客サービスや楽天IDとの会員直携による送客強化、店舗でのキャッシュレス化に貢献する 「ぐるなびPay」といったサービスも提供を開始。一般ユーザーが意識するのは、スマホやPC から参照する店舗紹介情報などだが、これはぐるなびが提供するサービスのほんの一部に過ぎない。同社では店舗側の顧客管理を支援する台帳サービスや、マルチ決算を実現するぐるなびPay などを提供することで、店舗運用のためのICT 環境を包括的に支援している。そして言うまでもなく、これらを実現できる背景には膨大な量におよぶログデータの存在がある。

*1:2019年 9 月 末現在 *2:2018年 12 月現在 *3:2019年 10月 1 日現在

■採用背景と課題

インターネットを介した飲食店等の情報提供サービスにおいて、国内での先駆け的な存在であるぐるなびは、以前からそのサービスを支援するための大規模なICT環境を運用してきた。当然のことながら、システムから出力されるログの量も膨大なものとなり、その分析作業には大きな作業負荷と共に多くの時間が費やされていた。

開発部 エンジニアリング セクションで副セクション長を務める岩本俊明氏は、当時の状況について次のように話す。

「2016年頃は、ぐるなびでは、既に数千台規模のサーバーを保有していました。この運用で障害が発生した場合やメンテナンスの際には、ログを確認するために対象となるサーバーに直接ログインしてgrepコマンドで内容を参照したり、scpコマンドで一旦ローカル環境へログをコピーしてから対処するという手順を取っていました。このため、調査完了までに少なくとも1時間以上かかり、リアルタイム性を欠くと共に多くの手作業が発生し、見落としなどのケアレスミスも目立つようになりました。システム規模やログの量が拡大し続ける中、何らかの対策が必要になりました」

ここで浮上してきたのが、ElasticsearchおよびKibanaというElastic Stack 製品だった。Elastic Stackでは、提供される幅広い製品コンポーネントによって、対象データをローカル環境へダウンロードすることなく、複数の情報源を横断する形でのリアルタイムな高速検索が可能だ。サービスの増加・高度化に伴って、アプリケーション間でのAPIコールが多発し、複数のログを対象にした分析が不可欠となった同社にとって、Elastic Stack製品は正に最適なソリューションであった。「当時、競合製品と呼べるようなものは一切存在せず、一択の形でElasticの選定を決定しました」(ぐるなび岩本氏)。こうして2016年からElasticsearchおよびKibanaの実運用が開始された。

導入ポイント

  • 膨大なログの解析に不可欠な高速検索の実現に向けElasticを採用
  • バージョンアップの負荷軽減に向けElastic Cloudを導入
  • 全アプリとネットワーク機器からのログに対する高速検索を実現
  • 株式会社ぐるなび 導入事例: https://www.elastic.co/jp/customers/gurunavi

Elastic について

全文検索エンジンを提供する企業、Elastic はElastic Stack(Elasticsearch、Kibana、Beats、Logstash の製品群)の開発元です。アプリ検索、サイト内検索、エンタープライズサーチ、ログ分析、APM、メトリック、セキュリティ分析やビジネス分析などの多数のユースケースで、大規模データをリアルタイムに処理するサービスを、オンプレミスとSaaS で提供しています。Elastic のコミュニティは10 万人規模に成長しています。Elastic Stack はCisco、eBay、Goldman Sachs、Microsoft、The Mayo Clinic、NASA、The New York Times、Wikipedia、Verizon を含む世界中の企業や組織で採用され、ミッションクリティカルなシステムを支えています。Elastic は、世界各国から社員が働く「分散型企業」として2012 年に設立されました。詳しくは、 elastic.co/jp/ をご覧ください。

※Elastic および関連するロゴとマークは、Elastic N.V.及びその関連会社の商標または登録商標です。その他の企業名と製品名は、所有者の商標である可能性があります。