WindowsへのKibanaのインストールedit

.zip​パッケージを使用して、WindowsにKibanaをインストールできます。

Kibanaの最新の安定バージョンは、Kibanaのダウンロードページにあります。 その他のバージョンは、過去のリリースページにあります。

手動による​.zip​パッケージのダウンロードとインストールedit

Kibana v5.4.0の​.zip Windowsアーカイブをダウンロードします。 https://artifacts.elastic.co/downloads/kibana/kibana-5.4.0-windows-x86.zip

好みの解凍ツールで解凍します。これで、kibana-5.4.0-windows-x86フォルダが作成されます。このフォルダを​​$KIBANA_HOME​と呼びます。ターミナルウィンドウで、次のように、​CD​を​$KIBANA_HOME​ディレクトリにします。

CD c:\kibana-5.4.0-windows-x86

コマンドラインからのKibanaの実行edit

Kibanaは、次のようにコマンドラインから起動できます。

.\bin\kibana

デフォルトでKibanaは、フォアグラウンドで実行し、そのログを​STDOUT​に出力します。​Ctrl-C​を押すと停止できます。

設定ファイルによるKibanaの設定edit

Kibanaは、デフォルトで​$KIBANA_HOME/config/kibana.yml​ファイルから設定を読み込みます。この設定ファイルの形式については、​設定で説明しています。

.zip​アーカイブのディレクトリ構成edit

.zip​パッケージは完全に自己解凍型です。デフォルトで、ファイルとディレクトリはすべて​$KIBANA_HOME​内に格納されます。このディレクトリは、アーカイブの解凍時に作成されます。

ディレクトリを作成することなくKibanaの使用を開始でき、​$KIBANA_HOME​ディレクトリを削除するのと同じくらい簡単にKibanaをアンインストールできるため、非常に便利です。ただし、後で重要なデータを削除しないように、configディレクトリとdataディレクトリのデフォルトの場所を変更することをお勧めします。

タイプ 説明 デフォルトの場所 設定

home

Kibanaのホームディレクトリまたは​$KIBANA_HOME

アーカイブの解凍により作成されるディレクトリ

bin

Kibanaサーバーを起動するための​kibana​およびプラグインをインストールするための​kibana-plugin​を含むバイナリスクリプト

$KIBANA_HOME\bin

config

kibana.yml​を含む設定ファイル

$KIBANA_HOME\config

data

Kibanaとそのプラグインによりディスクに書き込まれるデータファイルの場所

$KIBANA_HOME\data

optimize

トランスパイルされたソースコード。ある管理操作(プラグインのインストールなど)を行うと、その操作時にソースコードがトランスパイルされます。

$KIBANA_HOME\optimize

plugins

プラグインファイルの場所。各プラグインは、サブディレクトリに格納されます。

$KIBANA_HOME\plugins