最初のイベントの格納edit

最初に、最も基本的な_Logstash pipeline_を実行してLogstashインストールをテストします。

Logstash pipelineには、`input`と`output`という2つの必須要素と、`filter`という1つのオプション要素があります。inputプラグインはソースからデータを取得し、filterプラグインは指定どおりにデータを変更し、outputプラグインはデータを出力先に書き込みます。

basic logstash pipeline

Logstashインストールをテストするには、最も基本的なLogstash pipelineを実行します。例:

cd logstash-5.4.0
bin/logstash -e 'input { stdin { } } output { stdout {} }'

`bin`ディレクトリのロケーションはプラットフォームにより異なります。お使いのシステムで`bin\logstash`の場所を見つけるには、​dir layout​を参照してください。

`-e`フラグを使用すると、コマンドラインから設定ディレクトリを指定できます。コマンドラインで設定を指定すると、繰り返しの間にファイルを編集しなくても、設定をすばやくテストできます。 例のパイプラインは、標準input`stdin`のinputを使用し、そのinputを標準output`stdout`に構造化された形式で移します。

Logstashの起動後、「Pipeline main started」と表示されるまで待って、コマンドプロンプトに`hello world`と入力します。

hello world
2013-11-21T01:22:14.405+0000 0.0.0.0 hello world

Logstashは、メッセージにタイムスタンプとIPアドレス情報を追加します。Logstashの稼働中にシェルで*CTRL-D*コマンドを発行して、Logstashを終了します。

おめでとうございます! 基本的なLogstash pipelineを作成し、実行しました。次は、より現実的なパイプラインの作成方法について学習します。