これまで別途ログインをお願いしていたElasticサポートポータルをElastic Cloud経由でご利用いただけるよう、2021年3月8日付でシステムを改修し、ログイン認証をElastic Cloudと統合します。今後は、これまでと同じメールアドレスでElastic Cloud にログインしていただき、Elasticサポートポータルをご利用ください。変更日以降に初めてアクセスされる際はまず、Elastic Cloudにログインしてからサポートポータルに遷移します。その後、画面の指示に従い、アカウントを設定してください。変更に伴い、サポートポータルのパスワードリセットが必要となる場合もありますが、その際はUI画面の案内に従ってください。できる限りスムーズな移行を支援するために、今回の変更内容および変更理由、ユーザーの皆様への影響について、このブログで説明します。
変更内容
これまで、Elasticサポート対象のお客様がサブスクリプション内容の確認、ライセンスのダウンロード、Elasticサポートへのお問い合わせなどをされる際は、support.elastic.co (当社の「サポートポータル」)に直接ログインしていただく必要がありました。サポートポータルでは、Elastic Cloud、トレーニング、コミュニティなどのアカウントとは別の専用ユーザーアカウントをご利用いただいていましたが、他のアカウントとの連携が取れていないため、やりとりの内容ごとにログイン情報を使い分けるというご不便をおかけしており、修正する必要があると考えました。
変更に伴い、サポートアカウントをすべて、Elastic Cloudに移植しました。変更日以降、サポートポータルに初めてアクセスされる際、Elastic Cloudのログイン画面にリダイレクトされますので、これまでサポートポータルでお使いいただいていたログイン情報を入力してください。続いてUI画面の案内に従って新パスワードを生成してください。すべてのステップを完了すると、Elastic Cloudのホームページに遷移します。サポートポータルにアクセスするには、画面右上隅のタイトル[Help]をクリックしてください。
変更の理由
私たちは、Elastic Cloudのマネージドサービス「Elasticsearch」などの製品から、会社公式の「Elasticトレーニング」まで、多くのサービスを提供しています。今後はユーザーの皆様が単一アカウントで各種サービスに簡単にアクセスできるよう、これらのサービスをElastic Cloudに集約する方向ですが、今回の変更もその一環です。
変更手続きのお願い
これまでのsupport.elastic.coご利用形態によって、サポートポータルのアカウント変更手続きが多少異なります。
シナリオA:サポートポータルへのアクセス用アドレスと同じメールアドレスでElastic Cloudアカウントをすでに設定済の皆様
- 設定済のメールアドレスとパスワード、またはご自身のGoogle/Microsoftアカウントで、Elastic Cloudアカウントにログインします。
- パスワードをリセットするようプロンプト表示が出たら、画面の指示に従い、メールアドレスに間違いがないか確認のうえ、新規パスワードを作成します。
- 右上隅の救命浮き輪のアイコンをクリックし、ヘルプ画面にアクセスします。
- [Support Portal]アイコンをクリックしてサポートポータルにアクセスします。
- ご自身のケース、サブスクリプション、ライセンスすべてにアクセスできます。
シナリオB:Elastic Cloudアカウントをお持ちでない、またはElastic Cloudのアクセス用アドレスとは異なるメールアドレスでサポートポータルをご利用中の皆様
- 変更日以降、初めてsupport.elastic.coにログインされる際、Elastic Cloudにリダイレクトされます。
- [Don’t have an account?]というメッセージが表示されたら、[Sign up]をクリックすると、Elastic Cloudアカウント作成画面にリダイレクトされます。
- 画面の指示に従い、新規アカウントを作成します。
- Google/Microsoftアカウントでログインする場合は、画面上に追加プロンプトが表示されますので、指示に従ってください。
- メール/パスワード設定時に、アドレスに間違いがないか確認を促す通知が届きます。ご自身の受信ボックスをチェックして、通知メールのリンクをクリックしてください。Elastic Cloudにリダイレクトされた後、パスワード変更のプロンプトが表示されます。
- 新規作成したElastic Cloudアカウントにログインすると、以下のようなホームページが表示されます。
注: これまで別のメールアドレスでElastic Cloudにログインしていた場合は、新規アカウントを作成しても旧アドレスでのデプロイ履歴は表示されません。今回作成されるアカウントはあくまでも、皆様のメールアドレスに個別にひもづけられる一意アカウントとなります。 |
- 右上隅の救命浮き輪のアイコンをクリックし、ヘルプ画面にアクセスします。
- [Support Portal]アイコンをクリックしてサポートポータルにアクセスします。
- ご自身のケース、サブスクリプション、ライセンスすべてにアクセスできます。
よくある質問(FAQ)
Elastic Cloudのパスワードを忘れてしまったら?
よくあることです、心配いりません。https://cloud.elastic.co/loginのリンク[Forgot password]をクリックしてパスワードをリセットしてから、画面の指示に従い新規パスワードを作成してください。これでサポートポータルにアクセスできます。
アカウントの新規登録(サインアップ)が済んだら、どうやってサポートポータルにアクセスすれば良い?
Elastic Cloudにログイン後、[Help]アイコン(右上隅の救命浮き輪マーク)をクリックするといつでもサポートポータルにアクセスできます。Elastic Cloudにサインイン中の場合は直接、support.elastic.coにアクセス可能です。アクセス認証が済んでいない場合は、ログイン情報入力画面にリダイレクトされますので、改めてログインしてください。
これまでのデプロイ情報はどこで確認できるのか?
Elastic Cloudのデプロイ内容は一切変更ありません。変更前からお使いいただいていたアカウントに引き続き連携されます。Elastic Cloudとサポートポータルで共通のメールアドレスを利用されていた場合は、現行のデプロイ内容が表示されます。
サポートポータル用アドレスとは異なるメールアドレスでElastic Cloudのデプロイ情報にアクセスしていた場合や、これまでElasticsearch Serviceのアクティブユーザーでなかった場合は、デプロイ履歴は表示されません。今回の変更プロセスでアカウントの統合は発生していないため、デプロイ履歴を確認するにはElastic Cloudの旧ログイン情報を使ってアクセスしていただく必要があります。
ケース、サブスクリプション、ライセンスはどうなる?
一切変更ありません。変更日以降、Elastic Cloudに初回ログインしてサポートポータルにリダイレクトされると、これまでと全く同じポータルをご覧いただけます。
サブスクリプションに新たなサポート連絡先を追加するには?
サポート窓口の追加プロセスはこれまでと変わりません。サポート窓口を追加または削除する場合は、(Elastic Cloud経由で)サポートポータルにログインした後、こちらの指示に従って手続きしてください。サポートポータルへのアクセス手順を記載したメール通知が届きます。
Elastic Cloudのトライアルアカウントをお持ちの皆様への影響
無料トライアルアカウントについては今回の変更による影響はありません。[Help]画面からケースを作成いただくと、これまでと変わらず、サポートエンジニアがメールで応対します。
うまくいかないときは?
サポートエンジニアがお手伝いします。お困りの内容を記載のうえ、support@elastic.coまでメールでご連絡ください。問題の内容を把握し、サポートさせていただきます。
今回の変更は、明るい未来を実現するための取り組みです。Elastic Cloudのさらなる改良をお楽しみに。